ゴキブリは、体内に共生する微生物により、タンパク質などのアミノ酸体窒素に非常に乏しい食環境で生活できる。残飯や動植物遺骸は勿論、人間の垢や毛髪、和紙や油まで食べる。このような高い雑食性に支えられた食環境の厳しさへの耐久性が、根絶を困難にする要因の一つとして挙げられる。また、隠れ家になりやすい汲み取り式の便所や台所を経て健康者に病原体を媒介したり、機械類に侵入して内部の配線等を切断・破壊したりといった行動も注目される。活動する人を襲って傷つける事はないが、就寝中などに噛まれる事例もある。
そのグロテスクな姿やカサカサと早い動き方からもあって日本では一般的には忌み嫌われることが多く、「不衛生」や悪い意味での「しぶとさ」の代名詞と見なされることが多いが、一方で愛好家も存在し、ペット用にさまざまな種が輸入されてもいる。
1993年6月4日には、岡山市でゴキブリの品評会が初開催された。当初はゴキブリの大きさを競うだけだったものが、最近はゴキブリの艶を競ったり、ゴキブリレースなど、年々エキサイトしている。会場は、最初は市役所、次は文化ホールで、3回目は大胆にもスーパーで開催された。
ほぼ全世界で食用・薬用として用いられ、国によっては養殖も盛んである。清潔な環境下で育成すれば臭みも少なく、種類によっては可食部も大きい。調理法は食人口の多さから極めて多岐にわたるが、東アジアでは油揚げが一般的である。ただしこれは食用種や野生種の話であり、一般家庭の台所などから見つかる個体は有害物質の生物濃縮が進んでいる危険性が高く、食用するのは不適切である。
民間療法では地域ごとに様々な効能が謳われているが(無論、迷信が殆どである)、牛馬の骨折や捻挫に湿布として用いることは広域で行われて来た。有効成分は各種脂肪酸であると推測され、臨床例ではサツマゴキブリの遊離脂肪酸から溶血作用が報告されている。また、これらの薬効は日本の薬局方では認められていないが、シナゴキブリの乾燥品は漢方薬「シャチュウ」として入手が容易である。
ゴキブリはその体構造が原始的・平均的であるため実験動物としても利用されており、アメリカ合衆国などにはその手の業者がいて珍種などを販売している。中でもワモンゴキブリが評価が高い。
メキシコ民謡の「ラ・クカラチャ」とはスペイン語でゴキブリのことだが、この歌が指すゴキブリとは人のことであると言われている。また、日本の童謡「こがね虫」(「こがね虫は金持ちだ」から始まる)も本来のコガネムシではなく、ゴキブリのことを指しているという説がある(この説は、童謡「こがね虫」を作詞した野口雨情の出身地、茨城県において昔、チャバネゴキブリを方言で、コガネムシと呼んでいたということに起因すると思われる。しかし、この説だけで童謡「こがね虫」=ゴキブリとするには根拠として弱く、所詮一説に過ぎない)。
栃木県など地方の商家でも、昔よりこの虫をコガネムシ(卵鞘が財布に似ているため)と呼んで珍重し、これを殺すことを戒めてきた。俳句においては夏の季語で、主に「儚い」というイメージのもと使われる。
『ウィキペディア(Wikipedia)』引用
ゴキブリが怖いので、早く冬にならないかなとか思います。
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